20 Jan 2016

デスク周りは気持ちよい環境に整えたいもの。
でも、スペースがなくて本やメモを積み重ねたり、ステーショナリーが溢れていたりして煩雑になりがちです。
パリも狭い住宅事情は日本と同じ。そんな中でもスペースを上手に活用して、デスク周りをおしゃれで快適なワークスペースに仕立てています。
パリジェンヌのアイデアと工夫が詰まった小さいスペースの活用術をご紹介します。
小さいスペースを有効活用 パリジェンヌ流ワークスペースの作り方6選
1.本棚を機能的なものに
圧迫感のある本棚も、こんなオープンな構造なら部屋もすっきり広く見せてくれます。棚に背がないので壁にメモを貼ったり、ファイルボックスや引出し代わりにカゴを上手に使えば仕事用デスクとして活躍してくれます。ステーショナリー、時計、観葉植物などをさりげなく“ちょこん”と置くのがパリジェンヌ流。
2.狭いスペースの閉塞感は、ナチュラルな落ち着く壁紙で解消
小さなスペースでの仕事の一番の問題は「閉塞感」。壁紙を広さを感じられるナチュラルなデザインに変えて解消するアイデアはパリジェンヌならでは。壁に限りある小さなスペースは、日本同様に、便利収納グッズを活用していますが、白や淡い色で統一するとおしゃれ感がぐっとアップします。
3.
DIY上級者におすすめなのがこちら。壁を全面スレート黒板に塗り替えて、パリのアパルトマン風ワークスペースにするのはいかがでしょうか。メモやTo Doやアイデアをすぐに書くことができますし、棚も設置しやすい、狭いけれども広く作業できる、まさに“作業場”。黒板の漆黒に白やピンクを組み合わせるのが全体の雰囲気を整えるコツです!
塗るだけで黒板になる塗料「Imagine Paint Store」
4.コーナーに板を設置して、いつも立ち寄れるスペースに
出典:rolindawindhorst.photography
どの家にも必ずあるコーナー。板を設置すればあっという間にワークスペースが作れます。コーナーは植物や照明を置くのも素敵ですが、人が入るスペースにして動きを与えると、家の運気もグッと上がりそうですね。主張しすぎないスツールをおいて、なにげなくいつも立ち寄れる場所を追加してみてはいかがでしょうか。
5.ひとつの棚を二人で共有
二人で部屋をシェアすると、家具も2倍になりますが、ひとつの棚をうまく使って共有しています。共有面のサイドにはカゴを設置して、共有できる雑誌や書類やおやつを入れてもいいですね。小さいスペースの中に「共有感」と「プライベート感」、両方を併せ持つ区画です。アイテムが多くなりがちの二人用の部屋は、二人共通で好きな色や素材(木やスチールなど)で統一するとすっきりします。
6.クローゼットを小部屋に変身
出典:http://officefurnitureideas.net/
もしも家にクローゼットがあれば、思い切って小さな小部屋に変身させちゃいましょう。仕事途中でも来客時には扉を閉めればOK。天井から吊るした照明が、シンプルだけれど存在感があってこなれ感があります。暗くなりがちなスペースだからこそ明るさを提供してくれる照明にはこだわりたいもの。点灯を楽しめるものにすると、やる気のスイッチも入るはず!
まとめ
家具は買い足すことはできても、スペースはなかなか追加できないものです。日本の便利グッッズを使用した収納術は優れていますが、パリジェンヌ達の、壁紙やアイテムの色を意識して広さを感じられる工夫をしたり、小さなスペースを楽しむインテリア選びは是非参考にしたいですね。