15 Jul 2015
連日ニュースでも報道されているように、新国立競技場の設計案の予算などについて話題になっています。
この新国立競技場の設計案をデザインしたイラク人建築家のザハ・ハディド氏。
他にも大きなプロジェクトに多数関わってきた有名な建築家です。
ザハ・ハディドはどんな人物なのでしょうか?ご紹介しましょう。
新国立競技場でなにかと話題の建築家ザハ・ハディド氏とは?
1.ザハ・ハディド氏の基本プロフィール
ザハ・ハディドは1950年イラクに生まれ、イギリス在住の女性建築家です。作品の大きな特徴は、なんといっても見るものに驚きを与える強烈なデザイン。女性では初の建築界のノーベル賞である「プリツカー賞」を受賞した経歴を持ちます。
2.ザハ・ハディドが設計を手掛けた作品
香港理工大学ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー(出展:https://ja.wikipedia.org)
北京・銀河SOHO(出展:https://ja.wikipedia.org)
DDP(出展:https://messe.nikkei.co.jp)
また、あまりにも強烈なデザインゆえに過去にも設計案で優勝しながらも、結局、建築されなかった例が…
新国立競技場においては果たして?
3.建築されなかった設計案がこちら
香港の高級クラブ設計コンペで1位を獲得した案。なんとも斬新なデザインですね。この案を1位に導いたのは日本人巨匠建築家の磯崎新氏というのも何か運命?を感じますね。
イギリスのカーディフオペラハウスの設計コンペの1位獲得案。こちらも、あまりにも強烈なデザインで建築には至っておりません。
4.新国立競技場コンペではザハ・ハディドの案が採用
これは、みなさんもご存じだと思いますが2020年の東京オリンピックメイン会場となる、新国立競技場は設計コンペの末にザハ・ハディドの案が採用されました。
出展:http://synectics.exblog.jp/
審査員長は日本建築界の巨匠である安藤忠雄氏です。
5.しかし、問題が…
新国立競技場の2520億円にもなる総工費をめぐって「なぜ、こんなに高額になるのか?」という疑問があちこちから上がっています。政府側も責任のなすりつけ合いのようになっています。
まとめ
果たして、新国立競技場はどうなってしまうのでしょうか。
今後も目が離せない話題となりそうですが、すべてのスポーツ選手にとって気持ちのいい大会となることを祈りたいですね。
みんなで注目していきましょう!