施工方法
準備する道具
壁紙・糊・直定規・ローラー&トレイ・脚立・メジャー・カッターナイフ・はさみ等
施工を始める前に
水糊を使うため、床や施工しない箇所はシートや保護テープなどでカバーして下さい。
室内は常温にし、乾燥している方が適しているので加湿器などのご利用は控えて下さい。
下準備(施工前にご確認下さい)
施工面が平滑であること。
- 綺麗に拭いて、ゴミや不要な突起箇所などを取り除いてください。
- ひび割れや穴などはパテなどで埋めてください(パテが乾燥/硬化している事をよく確認して下さい)。
- 古いコンクリ壁や砂っぽい施工面にはエリスマン専用糊をコーティング用の濃度で下処理して下さい(希釈・配合は専用糊パッケージをご覧下さい)。
- 施工面に柄など入っている場合は、下地を拾う場合がございます。
糊の準備
70g入り:壁紙 約1本分 200g入り:壁紙 約4~5本分
専用の糊を水で溶かしダマが無くなり粘り気がでるまでしっかり混ぜます。(水分量などは専用糊のパッケージの説明書きご覧下さい。)
施工
常温で、湿気の少ない環境を整えてから行って下さい(理想の施工時温度は18~25℃です)。
- ローラーを使い、糊が飛び散らないようゆっくり直接壁に縦方向に塗って下さい。
- 糊が固まる為、日光が差し込む場所(窓、バルコニーなど)から貼り始めてください。
- 一枚目に施工する壁紙は垂直になっていることをよくご確認下さい(斜めになっていたり、途中歪んでしまうと後の施工も曲がってしまいます)。
- 貼り合わせ部分の微調整にはシームローラーがあると便利です。
- 貼り終わったら最後に不要部分を切除します。
- 不要な糊を少し湿らせた布で拭き取ります。
※壁紙を剥がす場合
この糊は下地が塩ビ壁紙の場合きれいに剥がせるよう作られていますが、塩ビ壁紙の種類によってはきれいに剥がれない場合もあります。事前にテストされる事をお勧めします。また、剥がした後は水拭きで残った糊を取り除いて下さい。
壁紙の柄合わせについて
弊社フリース壁紙には大きく分けて4つの柄パターンがあります。パッケージのマークを参考にして下さい。
壁紙の左右の切り口に柄が無いためどの位置でも合わせて頂く事が出来ます。
左右の切り口にまたがった柄があり、マークに書かれた長さ毎にパターンが繰り返します。
パターンは平行に展開します。
貼り合わせ毎に反転させて柄を合わせます。
左右の切り口にまたがった柄があり、マークに書かれた長さ毎にパターンが繰り返しますが、左右の合わせはマーク の小さい方の数字分ずれています。
パターンは斜めに展開します。
シンボル詳細
パッケージのマークシンボル詳細をご説明します。
シンボル | 詳細 |
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WATER-RESISTANT 防水(弱) 糊などが付着してすぐであれば絞ったスポンジなどで拭き取れる。 |
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WASHABLE 防水(中) 軽い汚れなら絞ったスポンジなどでふき取れる。 |
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EXTRA WASHABLE 防水(強) 油や科学薬品などの汚れ以外なら中性洗剤と濡れたスポンジなどで拭き取れる。 |
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SCRUBBABLE 擦り拭き 水性の汚れなら中性洗剤や研磨剤を使いスポンジや柔らかいブラシ等擦りで拭き取り可能 |
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ADEQUATE LIGHTFASTNESS 耐光性(弱) 日光に対してある程度の耐性があり、色あせし難い。 |
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GOOD LIGHTFASTNESS 耐光性(強) 日光に対して耐性が高く、殆ど色あせしない。 |
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PASTE THE WALLPAPER 糊付け:壁紙 糊を壁紙に直接塗装する。 |
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PASTE THE WALL 糊付け:壁 糊を壁の方に塗装する。 |
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PEELABLE 上面だけ剥がす 壁紙の上の層を剥がす事ができ、残った壁紙の層はそのまま下地として使える。 |
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WET REMOVABLE 水付けで剥がす 壁紙を水で濡らせて柔らかくなったらスクレーパーなどで剥ぎ落とす。 |
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DRY STRIPPABLE 直接剥がす 壁紙をそのまま剥がす事ができ、下地には何も残らない。 |
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DUPLEX EMBOSSED 二層エンボス 二重に貼り合わせた高品質エンボス壁紙。より安定した施工が可能。 |